アルマスギャラリーでは7月6日(土)から8月10日(土)まで、
高橋大輔 個展『絵の絵の絵の絵』を開催いたします。
アルマスギャラリーで3度目の個展となる今展では、
1年前の『絵画の田舎』直後から制作されて来た新作が披露されます。
高橋の描く、絵画という言葉から受ける印象を覆すほど
厚く厚く描かれ隆起した画面は、見事な色彩感覚とともに立体的な層となり
これまでに無い豊かな絵画空間を獲得しています。
この特徴的な画風は、奇をてらった訳ではなく、いままであったどの絵とも違う絵を
描くという、画家としてのごく真っ当な願いが厚みとして発露したにすぎません。
ある限定したモチーフやコンセプトに縛られず、過去の絵画史を真摯にみつめ、
同時代に生きる作家たちの動向を捉えつつ、自身の制作に取り組む中で、
彼は今回の展覧会を『絵の絵の絵の絵』と名付けました。
いままで参照してきた過去の絵画と、それらに憧れつつ描いて来た自身の絵、
そして過去作を踏まえ描かれていくであろう未来の自分の絵。
そういった自分の内と外にある絵と絵のつながり、連綿と続くその流れの中で、
自作を押し進めていく事を表したタイトルです。
ぜひ現時点の作家の成果を目撃くださいますようお願い申し上げます。
日時:2013年7月6日(土)-8月10日(土)
12:00-19:00
金/土/日のみオープンとなります
opening reception 7月6日(土)18:00-20:00
場所:HARMAS GALLERY
高橋大輔 Daisuke TAKAHASHI ———————————–
1980 埼玉県生まれ
2000 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻入学/同年休学 インド渡航
2005 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業
埼玉県在住
[主な個展]
2012「まぶしい絵具/五年間を振り返る」HARMAS GALLERY
2012「絵画の田舎」 HARMAS GALLERY
2011「高橋大輔 個展」vfx studio LOOP HOLE
2011「高橋大輔 個展」リマスタ
2011「100層」switch point
2009「無題[無題との戦い、観念と開放・踊り(ダンス)]」T&S GALLERY
2007「第三の石」vfx studio LOOP HOLE
2006「many」トキ・アートスペース
2005「象風景」switch point
[主なグループ展]
2013「ショコラデ府中」LOOP HOLE(東京)
2012「consonances」time and style midtown(東京)
2012「人間(村田峰紀オーガナイズ)」 シャトー2F
2011「人魚とビスケット」Art Center Ongoing
2008「ART IN TIME AND STYLE MIDTOWN VOL,4」time and style midtown