『にじり出す背 -Back out gradually-』

今野健太

2014年9月13日(土) - 10月18日(土)

アルマスギャラリーでは9月13日から10月18日まで、
石彫を軸とする制作を行っている今野健太の個展を開催いたします。
今野健太は、東京芸術大学で彫刻を学び、主に人体をモチーフとした彫刻を制作しています。
彼の作る彫像では、時に過去の彫刻作品の構成が参照されながらも、
モチーフに歪みやずれ、重複などが加えられ、極端にデフォルメされています。
性別の違う他者同士が肉体的に融合している彫像や、一つの顔の中に複数の顔が存在する首像を
目の当たりにする時の不安な感情は、我々の身体の存在の不確かさを再確認させられるようです。
確かなテクニックにより石塊から現される異形の人々を、お見逃しなきようお願い申し上げます。

会期:2014年9月13日(土) – 10月18日(土)
時間:12:00 – 19:00
月火休廊 水木金はカフェ併設 土日は展示のみ
※オープニングレセプションは初日9月13日(土) 18:00 – 20:00
会場:HARMAS GALLERY

今野健太 Kenta KONNO ———————————————————

1980 東京生まれ
2009 東京芸術大学大学院博士後期課程美術専攻 修了

【個展】
2014 「あいとなるものもの」/ 美術画廊X 日本橋髙島屋 (東京)
2012 「ユスブル」/ 現代HEIGHTSgalleryDEN (東京)
2007 「曖昧な決断、はっきりとした迷い」/ 現代HEIGHTSgalleryDEN (東京)

【グループ展】
2013 Melting Points / HARMAS GALLERY (東京)
第8回 アトリエの末裔あるいは未来 / 旧平櫛田中邸(東京)
2012 行為の触覚 反復の思考 / 上野の森美術館 (東京)
2010 21C//カタチの今 -vol.2思考する人体・語りかける彫刻-
髙畑一彰・今野健太 二人展/ 新宿高島屋 (東京)
2009 彫刻 -労働と不意打ち-/ 東京藝術大学大学美術館陳列館 (東京)
2005 UPRISE -彫刻における現代への視座- / 上野の森美術館EXTRA (東京)

過去作品